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2012年6月8日金曜日

【神楽坂・オサレ居酒屋】ステキ過ぎる!一瞬で大好きになってしまったお店/貝殻荘


ついに!ついにうかがうことができました、念願の貝殻荘さん!
ずっとずっと来てみたかったスペシャルなお店です。

だってなかなか予約が取れないんですもん。
この日もだいぶ前からの計画がやっと実現したのでした。



ひとつだけ残念だったのは、この日、大雨でして・・・。
こればっかりは仕方ないですけどね。

いや、普通なら雨くらいなんともないのですが、今回は別。
通していただいたこの空間はなんとテラス席なんですって!

お店自体が2階にあるのですが、ここは、その奥の部屋。
写真では分かりにくいですが、この部屋自体がテラスなんです。

本来なら、この屋根の部分を開放して夜空を仰げるというのに!
まだ5月のことでしたので気持ちいい春風に包まれたことでしょうに!



まぁ仕方ありません。そこはそれとして店内を楽しみましょう。
木の温もりを感じる店内は少しレトロチックな感じで落ち着きます。

洋画に出てくる、昔の学者の書斎のような、そんな空間。
アチコチに飾られた本や小物がワクワクさせてくれます。

貝殻の灰皿があれば、カトラリーはこんな袋に入って。
こういう一つ一つの演出が憎い程にステキ。



まずは生ビールを・・・わぉっ!!
これまたステキなタンブラーですねー!

このロゴが象徴している雰囲気がまさにこのお店に。
古い冒険小説の世界。帽子をかぶってコンパスと地図を持って。。



それではさっそくお料理に!おーっ!!なんと美しい!!
これが"貝殻荘の玄関"とも呼ばれる、「まぐろの生ハム」!

そして、のっけからして、これがまた絶品の美味しさ!
この一品だけで、いっきに惹きつけられちゃいました!

ねっとりとした食感のまぐろは確かにハム感。
スモークの香りが食欲をそそります。

加えて、このあたりはボクは詳しくないのですが、
いかにもビストロらしいアレンジが施されて。

これはタプナードというソースなんだそうです。
確かにワインが欲しくなる風味。

そしてボクは見逃さなかった!このお皿!
これって有名なお皿ですよね。

京都の五条の焼肉の名店「よし田」さんのお皿と同じですね。
神保町の深夜割烹のお店でもみたことがある。

この二辺をL字にかたどられたデザインのお皿。
なんというお皿なんでしょうね。

まぐろは三崎からの直送だそうです。
うまいわけだ~!



さてさて、続きましては~っ!!キターーー!
今回のお目当ての一つ、真牡蠣さんです!

贅沢に5Pセットでいただきましたー!うーん、素晴らしい!
あんまりステキなんでFacebookページのトップ画像になってます。



冷製モノをもう一皿。鮮魚のカルパッチョです!
これも負けじと美しすぃーですね~ん!

こちらも三崎漁港直送の地魚ということで、
この日の美味しいところをいただけるわけです。

先ほどのまぐろの生ハムとはまた違って、
こちらはオリーブオイルの効いたイタリアンテイスト。

この花ビラのアレンジ、緑と黄色が引き立って魅力的ですよね。
まさにカラフルな宝石箱ですよ。

ボクとしてはゴチャゴチャした創作料理は結構苦手なんです。
なんか見た目で誤魔化そうとするようなのは、ね。

でも貝殻荘さんのお料理は見た目も素晴らしいですが、
味わいの方もバツグンに美味しい。

久々にノリノリで写真を撮りまくるオジサンです。
一体一皿につき何枚撮るんだって(笑)



このお料理の流れだとワインが欲しくなるところですが、
面白いものを発見、日本酒のスパークリング。

ボクの持論で日本酒は料理を選ばないと思っていますが、
こんなシャンパングラスでの演出ならお店も選ばないですね。

ビストロアレンジでも素材の味を活かしたお料理たち。
そんなお魚に日本酒が合わないはずがないでしょうよ。

なんだか、気分も華やいできますね!
カンパイーっ!!



そろそろ温かいお料理もいただきましょうね。
こちらは「穴子の鉄板グリル デュラム小麦粉のリゾット仕立て」

これまた、かなりオリジナリティの高い一品が登場です。
こんなリゾット見たことないでしょう?

ふっくらの穴子に固めのデュラム小麦の食感が面白い。
あえてデュラムをもってくるところがいいですね。

ってか、そもそも穴子をリゾットにしようだなんて!



その食感の落差も面白い驚きなのですが、
この味わいの統一感がまた不思議な驚き…。

ブルーチーズの香るリゾットではあるのですが、このソース…!?
これは、和食の穴子に用いられる、あの甘辛のタレのニュアンス!!

なるほど、こうしてマリアージュさせているわけですね。
この発想がまた日本酒のスパークリングに合うじゃないですか。



この辺りで俄然、ニッポン男児モードに入った酒リーマン。
和の酒で攻めてやるー!と勝手なモチベーション(笑)

日本酒をいただきます!今回は灘の山廃純米。
生もと系ならではの力強い味わいがいいですね。

軽い乳酸のニュアンスが山廃らしさを醸し出しています。

さらっと油を流す味わいのものも悪くないでしょうが、
ここはあえてお料理と対抗できる味わいで。

うーん、ヤバイですね。これは飲んじゃいますね(笑)



そこでタイミングどんピシャで「金目鯛のメンチカツ」!
メンチカツだけど、金目鯛!?

またまた貝殻荘さんのマジックが始まりましたよー。



タルタルソースをたっぷりからめたメンチのお腹を割くと…
まさに中は金目鯛ワールド!

キャーキャー!うまーい!!
この"ガッツリ感"がうれしくなります。

こうなると日本酒はもうお酒でありながら、その性格を変える、
そうです!液体でありながら「白ご飯」になるのです!

「メンチカツ定食」の完成ーーっ!!



そんなことやってると、お酒の方はすぐに終了してしまう。
お次は焼酎をいただきます!

こういう様々な風味がクロスする料理たちが相手なら、
お酒の方はできるだけニュートラルな方がいい。

そんな時、焼酎のドライ、かつクリーンなポジションが助かる。
料理たちのど真ん中に存在できる世界に誇れるお酒ですよ。


うーん、美味しかったー!
久しぶりに心から感動できるお店に出合えた気がします!

お店の作りというか空間も素晴らしく、
今回は触れませんでしたがスタッフさんもいい。

そして目を見張るお料理たちは、感動と驚きをもっていて。
さらにお酒の種類も豊富ときたら、完全にノックアウトですよ。

予約が取れない、という理由も頷けますね。
ウワサ以上のステキなお店のでした。

青物横丁の方に2号店ができたのですってね。
そちらもぜひ行ってみなくっちゃ。

ボクとしても久々の渾身の記事を書かせていただきました!
ごちそうさまでしたー!

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貝殻荘

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